色と形の関係性について
- gaudi322
- 2015年10月24日
- 読了時間: 5分
マインクラフトの世界には様々な形や色のブロックが存在します。
そして様々な色のブロックを組み合わせを作る事ができます。
この世界で物の制作、地形の制作などを行うにあたって
必ず意識して考えなければならない項目に『色と形』があります。
『色と形』の関係性について知るとにより
全体的にバランスの良い建築をする事ができる様になります。
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ではバランスの良い建築とは何か?
画像で見せるとしたらこれです。

パッとこの家を見てどう思いましたか?
庭についても思っている事があるかと思いますが
今回は家だけで考えたいと思います。
庭はまた今度解説します。
人それぞれ考えている事は違いますが、
この家を見て
・カラフルな家だなー
・原木を柱の様にして壁より前に出してるんだなー
・現実にありそうな立体的な家だなー
・こんなブロックの配置方法があるんだー
などいろいろあると思います。
この家は『色と形』のバランスを考えて作っており
完成形として覚えておいてください。
しかし、これから紹介する物は失敗作なので
どこがダメなのか考えながら見ていってください。
もちろん解説しながら話は進めていきますが・・・。
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①色の重要性について

マイクラの世界のブロックには必ず色があります。
(通常手に入れる事が出来ない透明な空気等は除く)
そして建築していたらどの色のブロックか、どんな質感のブロックか選びながら
建築すると思います。
上の画像は最初に見せた家の柱にあたる原木のブロックを
壁のと同じレンガに置き換えた状態です。
家の形状は同じなのにブロックを入れ替えただけでだいぶ雰囲気が変わりましたね。
どう雰囲気が変わったかというと
・同じ色が増えた影響で色のメリハリが無くなりました。
・またこの家の独特のデザイン性も無くなった感じがしますね。

次に先ほどの家からさらに色を減らしてみました。
これでも一番最初に紹介した家の形は変えていませんよ?
でも全然雰囲気が変わってきましたね。
なんというかデザイン(色)の面白みが無くなりましたね・・・・。
同じ形の家なのに色が単色とカラフルな家とではこんなにも変わるんですよ。
この複数の色を使うという行為はとても重要で
色が一つ増えるだけで作りたい物の世界が鮮やかになり表現豊かな作品になるのです。
ついでに色が単色になる事で生まれるもう一つの問題についても紹介しておきます。

この画像は先ほどの家を遠くから見た画像です。
一種類のレンガブロックが壁のほとんどを埋め尽くしています。
せっかく壁を立体的に見せるために
柱とテラスを作ってオウトツを作っているのに
壁全体が同じブロックなので、色が同化してしまい立体的に見えません。
まとめ:
ポイント①→単色ではなく複数の色を使おう。
ポイントの解説
・複数の色を使うと表現豊かな作品を作ることができ
デザインにメリハリがつく。
・単色でデコボコを作ると色が同化してしまい
デコボコ(立体的)に見えない。
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②形の重要性について

さて次は形についてです。
今回の形とは「立体的に見せる形」についてです。
上の画像を見てカンのいい人ならすぐわかると思いますが
家が立体的に見えない!って思うはずです。
この家の色は一番最初の家と同じですが
壁が真っ平らな壁になったんです。

断崖絶壁の壁がそびえ立ってますね。
家の色はとても良いのに壁を立体的に作らないと
ちょっと惜しい家ができてしまいます。
もうひと頑張りってところです・・・。
ちなみにいい例を出しますので比較してみてください。

どうですか?
壁に奥行きがありますよね。
この壁の作りとしては
一層目はレンガとガラスがある壁。
二層目は手前の原木の柱と木材ハーフ・砂岩の階段&ハーフブロックで作る窓枠。
という構造の壁です。
解説としてこの家の場合、
一層目の壁は壁本体で
二層目の壁は装飾用の壁という感じで作ってみました。
壁の作り方は基本的に2ブロックくらいの厚みで作り、
家の場合なら壁を1〜3ブロック程度の厚さが目安です。
1〜3ブロックと言ったのは
最低限の薄い壁を作る場合の1ブロックから
かなり立体的に見せる3ブロックの厚さまで
場所によって自由に使い分けをできるようにの目安でいいました。
家以外ですと壁だけで10ブロックという物もありますので
そこは建築士さんの表現力ですね。
参考程度で聞いていてくださいな。ww
まとめ:
ポイント①→壁は分厚く立体的に。(1〜3ブロック程度)
ポイント②→家の壁の場合、窓枠・柱・テラス等を作り立体感を出そう。
ポイントの解説
・壁に厚みを出しデコボコを作り立体的に作ると現実味のある物になる。
・家に窓枠や柱やテラス等を作りデコレーションするとオシャレに見える効果と
立体的に見える効果もありオススメです!
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どうでしたか?
色と形の関係について理解していただけたでしょうか?
色と形のどちらかが欠けてもいい作品にはならないのです。
色の持つ力と形が持つ力の二つが揃った時、
建築を見た人を感動させる事ができるのです。
これから建築を本気でやってみたいと思っている人は
この色と形についてはとても重要なので忘れないでください。
絶対に役に立ちます!
また分からない事や聞きたい事があれば私のTwitterの方にメッセージをもらえれば
しっかり返事をさせてもらいます。
今回も長い説明でしたがここまで読んでいただきありがとうございます。
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